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犬の國 西へ 15(サナダテ)
2010-01-24(Sun) 23:15
拍手下さった方、ありがとうございます!



↓心配性兼続
 その報は政宗が上野での戦勝祝いをした翌日に齎された。
 家康は備前を手に入れた。
 政宗を監禁するのに邪魔だったために、家康は忠勝を尾張に送ったのでは無かった。政宗も思っていた通り、家康は四国を狙っていたのだ。越中加賀を皮切りに、家康の軍勢は怒涛の勢いで備前までを手中に収めた。家康の負傷も、上野の陥落も、徳川には何の痛手でも無かったかのようだった。
 戦で攻め滅ぼしたのは、僅かに加賀の前田利家のみ、ほとんどの国は既に家康の傀儡だったのかもしれない。前田利家は家康に滅ぼされ、今はどこにいるのかも判らない状況だったが、他の武将達は家康に寝返る形で元々の領地を守っている。表向きは関東を掌握しているだけに見えた家康だったが、実際にはどこまでが家康の物になっているのかは判らなかった。陸奥から上野まで、政宗にも自分の領地以外は誰のものなのかは判らなかった。
「そうなって来ると……、迂闊にどこかを攻めるわけにも行きませんね」
 渋い顔をして言ったのは左近だった。羽前の警護には成実と綱元が当たり、左近と慶次は上野に呼ばれていた。たとえ家康が傷を負って動けなかったとしても、上野を攻めて取り返す事は可能だ。上野は常陸、下総、越後の国に囲まれた場所にある。徳川が上野を取り返そうと思えば、それは容易い事だろう。だからこそ、家康は上野を簡単に明け渡してしまったのかもしれない。政宗を袋の鼠にする為の策略だったとしても、おかしくはないのだ。
「守りに入っても、守りきれるもんじゃないね」
 警備を強固にしようと提案した兼続に、慶次は首を横に振った。兼続はここは守りに徹して、その間に国力を高めて武将を雇い入れようと言ったが、慶次はそれでは遅すぎると言うのだ。
「家康さんは、たぶん政宗さんを徹底的に潰すつもりなんでしょう」
 小さく咳払いをしてから言った左近の言葉に、幸村は四角に座った膝を僅かにずらし政宗を庇うような様子を見せた。まるで左近の言葉がそのまま政宗に襲いかかるのではないかと危惧するようなその態度に、慶次は片眉を上げて三成を見た。三成は兼続を宥めていたが、慶次の視線に気付くと口許に小さな笑みを浮かべた。
「何が可笑しいのだ、三成」
 兼続はその笑みが自分を笑ったように思えたのか、宥める三成を振り切った。
「どうしても戦をするならば、政宗は外すべきだ。総大将を取られるわけにはいかん。…家康が政宗を潰すと言うならば、尚更だ」
 敵が政宗を狙っているのなら、政宗を陸奥に帰しておくべきだと兼続は言った。左近もそれには賛成した。政宗を前線に出さず、領内のどこにいるのかを明かさなければ、それだけ政宗に割く警護が省ける。羽前、上野の戦の後で、徴兵をせずに戦に臨むのだとすれば、兵は一人でも惜しいのだ。
 それまで黙って聞いていた政宗が、幸村に視線を向けた。幸村もそれに応えるように政宗を見た。
 命に代えても政宗を守る、幸村の眼にある決意は政宗に伝わっていた。
「わしは越後を取りに参る」
 静かに言った政宗に、兼続は呆れたように口を開けた。
「正気とは思えぬな。囮にでもなるつもりか」
「わしが戦に出る事で、迷惑を掛ける結果となるかも知れぬ…」
 自分が前線に出向けば、それなりの警護をしなければならない事は判っている。政宗はそれを承知しながら、戦に出ると言った。
「兼続がわしの身を案じてくれる気持ちは嬉しく思う……。じゃが、わしは自分の力で戦を勝たねばならんのじゃ」
 頼もしい武将を集め、その力に縋るのみで戦に勝ったところで、政宗には意味が無い。天下を取ると言う野望もあるが、それ以上に政宗は家康を越えて行かねばならないと思っていた。
「家康と同じ道を歩んでも、家康は超えられんと言う事か」
 三成がそう言うと、政宗は強く頷いた。家康は自分の手を汚さない。今回の戦でも判った事だが、自分の傀儡を使って敵国を挟撃して手に入れる。本人は影も形も表さないままに、加賀、若狭、丹波、播磨、備前の五つの国を手に入れたのだ。早晩には河内、山城、大和、紀伊も家康のものだと言う事が判る筈だ。政宗はそれと同じような手法で勝ちを得たとしても、家康の影から解放される事は無いと思えた。
 正面から家康に対峙して、それを乗り越えなければ政宗の失われた矜持は戻って来ない。
 幸村もそれを理解していた。本心には、政宗を危険にさらすような事はしたくはないのだ……、だが、政宗が自分自身で乗り越えようとしているのならば、ただそれに従って守るだけだ。幸村は政宗がどんな道を決めたとしても、黙ってそれに従って行く覚悟を持っている。恋を告げ、契りを持ったとしても、幸村にとって政宗は主であった。この忠義の男は、恋も義も守るつもりでいるのだ。
「政宗には幸村をつけておけば心配無いだろう?俺と兼続は常陸と下総に備えて上野に残るよ」
「慶次、勝手に決めるな」
 兼続はまだ政宗を戦に出す事には反対だった。
「兼続、忝い」
 政宗は慶次に詰め寄ろうとした兼続の前に膝を進めた。
「わしは頼りない主かも知れぬ。じゃが、こればかりは譲れんのじゃ」
 頼む、と見上げた政宗の隻眼は、兼続が判断を誤ったような愛らしい眼差しでは無かった。
 一人の武将として、退く事の出来ない思いが宿った眼差しには、兼続も引き下がるしか出来なかった。 
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