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東雲に竜の舞う 7(政三)
2010-02-16(Tue) 23:37
拍手下さった方、ありがとうございます!



↓政宗不在
 秀吉の元を下がった三成の顔色は、紙のように白くなっていた。
 戻って来た三成を案じた左近が尋ねたが、三成は一刻あまりも自室にこもったままで、出てくる事は無かった。
 小田原で後朝の別れを惜しんだ政宗の名を、三成はこんな形で聞く事になるとは思ってもいなかったのだ。小田原戦の後、参陣しなかった葛西晴信・大崎義隆は秀吉に領地を没収された。新たに封じられた木村吉清の政策に対し、旧葛西、大崎家臣の反発を強く買うものだった。
 起こるべくして起こった一揆と言っても良かった。岩手沢城を皮切りに起こった一揆は領地全土に拡大する事となった。その中で、木村親子は佐沼城で一揆勢に囲まれて籠城を余儀なくされた。
 浅野長政に命じられた蒲生氏郷と伊達政宗が木村親子の救出の為の合意を持ったのだが、政宗側の内通者から一揆の首謀者は政宗であると氏郷は告げられた。
 今日秀吉に呼ばれた三成は、氏郷の救援に向かい一揆を鎮圧するように命を受けた。
 氏郷からの密書によれば、政宗は空砲を持って一揆の鎮圧に向かっているとの事だった。……信じたくは無かったが、三成にも政宗の思惑は読めた。会津を含めた領地を失った政宗が、失地回復の為に一揆を扇動し自らに鎮圧の功を得ようとしている事は三成にも察する事は出来た。
 政宗には、果たさねばならない夢がある。父の死に際して、政宗はその命に誓いを立てた言ったのだ。父の屍を越えて天下を目指す。そうでなければ、父は犬死になってしまうと思っただろう事も、三成には感じられた。全く違っているように見えて、政宗と三成は同じものを守っているのだ。
 自分がいるべき場所。二人はそれを必死に守っている。政宗は亡き父を、遠避けた母を、…己が手にかけたも同然の弟を、…自分の家族を守っているのだ。鬼籍に入った者を、今更守るも無いと思う者もあるだろうが、政宗は己の手で天下を取る事で彼らの命が無駄に散ったのではないと証明したいのだ。三成は秀吉の天下を守る事で、自分の帰るべき家を守ろうとしている。拾い上げてくれた秀吉の恩だけでなく、この豊臣の家が三成の家なのだ。
 三成はじっと自分の手を見ていた。
 小田原での別れの朝に、政宗は三成の指を強く噛んだ。腕を挽きあう訳にはいかないが、何か証を……、そう言った政宗は血が滲むほど三成の指を噛んで、自分の指も三成に噛むように言った。
 口の中に広がった政宗の血の味が、三成に幻の痛みを起こした。
 血の滲んだ指を重ね合わせ、口には出さずとも来世、来来世の夢を互いに望んだ。子供騙しの約束、それさえも口に上らせる事は出来ない二人だった。
「…政宗……」
 政宗は間違っている……。三成は自分の指を胸に抱いた。
 一揆を起こしたところで、秀吉の天下は簡単には揺るぎはしない。三成が鎮圧に向かって納まらなければ、秀吉は次の者を差し向ける。政宗は戦に疲弊するばかりなのだ。戦は手段であって、戦が目的では無いのだ……。政宗はそれを忘れてしまっている。秀吉の元で安泰を得ようとしている世を戦乱の渦に巻き込めば、また戦国の世が訪れ自分が天下を取る目が出ると思い込んでしまっている……。
 三成は立ち上がると左近を呼んだ。
「左近、名生城に向かうぞ」
 三成は腹を括る事にした。他の誰でも無く、自分が政宗の元に向かわなければならないと思った。政宗に直に会って、翻意を促すのは自分以外の誰にも出来ないと思った。
「蒲生さんですか……なんだかきな臭い話は聞いてたんですがね」
 左近は三成の動揺の意味を知った。
「火元は伊達の暴れん坊らしいですけどね」
 伊達の名に、三成の肩が小さく揺れた。
 左近は三成と政宗の仲に、薄々だが勘付いていた。三成を訪れる政宗の姿も、何度か目にしていたが……、政宗が小田原を去った時の主の落胆にそれと気付いた。
 適切な相手だとは思えなかった。他の大名で、秀吉とも親交の篤い誰かであったら……、そう思わなくはなかったが、三成が選んだ相手であれば政宗にも見るところがあるのだろうと思っていた。何にしても、人との情を通わせる事が出来るのかと思うような自分の主が、自らに選んだ相手なのだ。余程の事が無ければ、知らぬ顔で済ませるつもりだった。
「殿は……もしも、火種が政宗さんだとしたらどうするんです?」
 今は、余程の出来事だと言っていいだろう。左近は三成の顔を覗き込んで尋ねた。
「一揆の扇動をしたのが、政宗さんだとしたら殿はどうするつもりなんですか?」
 三成が政宗を庇って逃がすような事をするならば、左近も黙って見過ごす事は出来ない。
「もしもそうならば、俺は政宗の性根を叩き直すつもりだ」
 左近の目を真っ直ぐに見返した三成は、きっぱりと言い切った。
 一瞬呆気にとられたような顔をした左近は、にやりと笑った。
「流石、我が殿。大馬鹿ですな」
 大馬鹿と言われても、三成は顔色一つ変えなかった。
「さて……暴れん坊にお灸をすえに行きますかね」
 左近は一つ膝を叩くと、すぐに出発のできる用意を整えると言って下がった。 
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