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東雲に竜の舞う 10(政三)
2010-02-24(Wed) 23:42
拍手下さった方、ありがとうございます!




↓三成不在
 政宗の中には、三成の言葉が澱のように残っていた。
 天下に名を刻みたいだけなのか……、天下という器を求めるだけなのか……、三成に問われるまで、政宗は何の為に天下を取ろうとしているのかさえ考えていなかったのかも知れなかった。
 父の無念の最期を雪ぎたくて、自分の歩んだ道の正しさを示したくて、政宗が天下を目指した所以はそうした所にあったのではないだろうか……。政宗自身でさえ気付かなかった事だが、いつの間にか天下を取らなければならないと自分を追い詰めていたようだった。
 天下は器では無い。
 政宗の求めた天下とは、どのようなものだったのか……。それを政宗は忘れていた。
 このちっぽけな島国を治めるだけではなく、突国とも交流を深めて新たな世界を築く。おぼろげに夢見た天下は、そうした理想に満ちていたのではないだろうか……。
 少なくとも戦に追われるだけの暮らしを、民草に押し付けるような未来では無かった筈だ。
 新たな世界。
 もしもそれが実現するならば、頭は誰であろうとかまわない筈だ。
 名生城から戻った政宗は、ずっと自室を出ずに考えていた。
 結局のところ、今回の一揆は政宗の読みが浅く、自藩から氏郷に内通する者まで出してしまうと言う不味い結果を生み出した。秀吉は三成を動かしはしたが、実質的な被害は無いも同然……、逆に政宗は確実に自分の首を絞める結果を生んでしまった。
 父は自分にこのような事を望んだのだろうか……。政宗は抱えた膝に顔を埋めた。
 否、そうではない筈だ。愛情を持って自分を育ててくれた父は、このように姑息な手段で人の上に立てとは思わない筈だ。
 父は天下を取るような、大きな人物になって欲しいと言ったのでは無いだろうか………。父の屍を越えて天下を、そう言った父の思いは政宗の行く末を案じての事だったのではないだろうか。
 輝宗の死後、奥州は佐竹義重の介入を受け、政宗と近隣の勢力はお世辞にも安泰と言えるものでは無かった。まだ年若い政宗が、そうした苦しい道程に腐る事無く生きて欲しいと、父として輝宗は願ったのではないだろうか……。
 今更ながらに父の深い愛を思って、政宗は零れ落ちる涙を抑える事が出来なかった。
 家の安泰を願うと言う事は、家を継ぐ子供の未来も安泰であれと望んだ父の思いであったのではないだろうか……。尋ねてみたくとも、父はもういなかった。正しい道を示して欲しいと思っても、父はもうこの世にはいない。
 政宗は顔を上げると、ごしごしと顔を擦った。
 三成が何故単騎であの場所にいたのか、それを思うとまた涙が込み上げそうになった。三成の家を、文字通り三成にとっての家族を奪おうと小細工をしている自分に対し、三成は一人で会いに来てくれたのだろう……。政宗の本心を知る為に、たった一人で一揆勢の中に身を置いたのだ。
 自分はそれに値する男なのだろうか……。政宗はもう一度左目を擦った。
 ……きっと三成の手の方が痛かった……。頬を打った細い指、同じ指先に口づけて離れ難い思いを告げた事が政宗の中にまざまざと蘇って来た。お互いにどうする事も出来ないと知りながら、決して遊びでは無い思いを抱きあった。ただ寂しさを埋めたかっただけでは無い、互いの肌身の熱では無く心を抱きしめたいと思った夜だった。三成も同じ思いを持っていた……。自分一人の自惚れでは無く、三成も同じように政宗の事を思っていた……。三成の行動から、政宗はそれを確信した。
 どの面を下げてと言われる覚悟はできた。どんな謗りを受けようとも、政宗は大阪に向かう決意をした。結局は粋がった青二才が、秀吉に敵わぬと尻尾を振ったと言われてもかまわないと思った。一時の恥を恐れて、一生の後悔をしたくは無い。今のままでは、二度と三成に会う事は出来ないのだ。
 政宗は障子に映る影に向かって声をかけた。
「孫市、秀吉に会う手立てはあるか?」
 黙って廊下に座っていた孫市は、障子を細く開いた。孫市の見た政宗の顔は、僅かに泣いた跡が残っていたが、憑き物が落ちたようにどこか晴れた顔をだった。孫市も大崎で政宗に何かあったと気付いてはいたが、それを尋ねる事はしなかった。政宗も子供では無い、孫市は子守の為に政宗の元にいるわけではないのだ。孫市は変化し続ける政宗を見ていたかった。それがどんな結果になろうとも、口出しをするつもりはなかった。
「手は無い事は無いが……大恥を掻く覚悟はあるのかい?殿様」
 片眉を上げて尋ねる孫市に、政宗は黙って頷いた。
 後悔はしたくなかった。行動しない事で後悔をするより、政宗は行動する事を選んだ。
 あの瞳の前に、もう一度立つ為に。逸らして伏せてしまった目を上げ、三成の視線を受け止める為に。 
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