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野茨
ゲーム系ヘタレ日記と妄想の日々です 女性向けのよこしまな二次創作を含みます。 お嫌いな方は、お見逃し下さい。





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Nullis amor est sanabilis herbis:番外 夢幻桜(兼政)
2010-04-11(Sun) 17:23
拍手下さった方、ありがとうございます!


4/10『チョコトン!~』とコメント下さった方*コメントありがとうございます!張コウかっこいいですよね~それに張コウは好きになった人を大事にしそうな感じですよね。夏侯惇は甘えるのが下手そうな人に見えますけど、張コウなら上手に甘えさせてくれそうですvまた、オロチ関連のお話で三国のキャラも書くと思いますが、よかったらまたお付き合いくださいねv


↓甘めの兼政です
 小高い丘の上に向かって、二人は肩を並べ歩いていた。陽光は明るく、丘の上は勿論そこに辿りつくまでも桜の並木道だった。
 丘の上の見晴らしの良い所に腰掛けると、目の前には桜色の霞のように満開の桜があった。政宗は腰を下ろすと手にしていた重箱を広げた。重箱の中には若竹の木の芽和えや菜の花のお浸し、桜の塩漬けを塗した握り飯などが入っていた。
 戦乱のあった頃が、まるで遥か昔の事のように、長閑な景色が政宗と兼続の前には広がっていた。
 兼続は政宗の差し出した重箱から、握り飯を取るとそれを頬張った。
 春を告げる香を、兼続は強く感じた。
「旨いな」
 握り飯を頬張る兼続が、政宗に向かって微笑みかけた。
 何もかも、何もかもが穏やかな世界だった。
 ほんの少し前まで、禍つ神に魅入られていた世界が、今は緩やかな時の流れを刻む穏やかな世界に変わっていた。この世界は遠呂智が作った物であったが、今はこの世界に生きる人によって営まれる日常だけがあった。
「……私は果報者だな」
 同じように握り飯を頬張った政宗の頬についた飯粒を抓んで、兼続はそれを口に運んだ。
「果報者?」
「そうだ。……こんな事を言うと、政宗は不甲斐ないと笑うかもしれないが……、私は今が幸せでならない」
 戦乱の時代に生まれ、権謀術数の中に暮らし、兼続も政宗も一度は天下統一の夢を見た筈だった。
「男子と生まれたからには、大望を果たしてこそかも知れぬが、……私はこうしてそなたと暮らす世界が愛しい」
 遠呂智の元でこの混沌の世界の統一を目指した政宗、人の世界を人の手に取り戻すと言う大義に発奮した兼続。二人の道は交わる事は無いように思えたが、時空の果てのようなこの世界で結ばれた。誰もが想像もしなかった事が、この世界では現実のものとなったのだ。
 主を失って、この世界は崩壊するのかとも思われたが、遠呂智亡き後もこの不思議な世界はそのままに残った。遠呂智に対抗する為に集った者達は、そのまま国を興す者やそれに従う者も出てきて、人の手での統治の始まった所も多くあった。政宗達が暮らすところのように、僅かな農地を耕す者達が集まっただけの集落も多かった。二人も田畑を耕し、時折夜盗の退治や商隊の用心棒のような荒事もこなしながら暮らしていた。一度は遠呂智と共に天下を目指した政宗にとって、随分と退屈かとも思える生活だったが………、政宗も穏やかな暮らしに安堵を覚えていた。
「不甲斐ないなどとは思わぬ。……わしも、今が幸せじゃ」
 常に高みを目指した政宗だった。常に家の為に生きた政宗だった。現在の暮らしは、政宗が初めて手にした安定だった。皮肉な事に、主を失い、いつまた別の混沌の中に飲み込まれるか、跡形も無く消え去ってしまうか判らないような世界で、政宗は初めて安住の住処を手にした。
 兼続もまた同じだったのかも知れない。主の為に、国の為に、兼続もそうして生きて来たのだ。自分自身の望みの為に生きた事は、きっと無かったと言ってもいいのだろう。
 季節の移り変わりは無いが、様々な季節が混在するようなこの地で、夜更かしに月を愛で、花の香に誘われて散策をする。隣にいるのは、愛しい心を捧げた相手……。
「政宗も……幸せを感じてくれているのか…?」
 兼続の掌が、ふっくらとした桃のような頬に触れた。
「当たり前じゃ。わしはこのような幸福を知らぬ」
 政宗は兼続の手に頬を預けた。
 誰にも、政宗はこんな愛情を貰った事は無かったのかもしれない。奪い取ってでも欲しいと言ってくれるような者は、誰もいなかったのかもしれない……。
 だが、誰に欲しがられたとしても、政宗に応える心が無かったとしたら、今の二人はいなかっただろう。
 意地の張り合いのような政宗と兼続の関係の源は、互いに捨て置く事が出来なかったからなのだ。政宗も兼続に惹かれる心は持っていた。
「…政宗……」
 濃い睫毛の下に伏せられた政宗の眼差しに誘われるように、兼続は柔らかい唇に口づけた。
 ここには春だけがあった。
 もののふとしての矜持や、家としての対面などは無く、寄せ合う心だけがあった。
「…あ……」
 兼続に口づけられていた政宗が、急に吹雪のように舞い落ちた桜の花びらに顔を上げた。
 一目千本と言えそうな満開の桜、その桜の枝が一陣の風に吹かれて桃色の雨を降らせている。
 はらはらと散る花弁が、政宗の頬に睫毛に柔らかく触れては風に流されて行った。兼続はそっと政宗の髪に落ちた花弁を払い、そんな花弁からも守るようにその肩を抱き寄せた。
 政宗は兼続の胸に顔を埋め、桜の木々の揺れる様を眺めていた。
 桜吹雪を齎した風、その風の吹き過ぎる先に何条にも編まれた赤い髪を見たようで……。
 それもまたこの夢の中の出来事、政宗は瞼を閉じて兼続の背を抱き締めた。 
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