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野茨
ゲーム系ヘタレ日記と妄想の日々です 女性向けのよこしまな二次創作を含みます。 お嫌いな方は、お見逃し下さい。





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花は根に、鳥は古巣に 3(前伊達)
2010-06-16(Wed) 00:50
拍手下さった方、ありがとうございます!



↓じりじりしてます
 梅雨入りしましたね。これで少しは雷に悩まされなくなるかなぁ…
 圧倒的な優勢と思われた北条は敗れた。真田昌幸の智将としての働きも勿論の事だったが、金色の髪をなびかせ戦場を駆ける前田慶次の姿は、劣勢と言われた真田の士気を上げるのに十分過ぎるほどの働きをした。
 戦勝の宴の席で、政宗だけが沈んだ顔をしていた。
 周りは皆挙って慶次に手柄話を強請ったり、飲み比べを挑んでみたりと、朗らかな様子を見せていた。その輪の中にありながら、政宗は己の不甲斐なさと、それに憤る事も出来ないような虚脱感を抱えて沈鬱な表情を浮かべていた。
 書付は全て捨ててしまったが、政宗の頭の中に慶次の文字は残っている。両腕、両足、胴、腰、胸、髪に、瞳に……全てが慶次の物だと書かれた書付。家康を退散させた慶次が最後に政宗に貰い受けた宣言したのは、ある筈も無い右目だった。
 何もかもが借りもののようで、政宗は居心地の悪さも覚えているのだが、当の慶次はその事に付いて何も言っては来なかった。勝負は明らかに慶次の勝ちだった。最初の約束を反故にしないのならば、政宗は慶次に仕える事になる。伊達の当主である身分を、慶次が知らない筈はない……。端から、政宗が家臣になれる筈も無い事を知っての賭けだった。それも政宗には我慢のならない事だった。身分を伏せてはいるが、ここにいる武将達に自分の正体は知られている事だろう。その上で賭けを持ち出し、政宗を召抱えると言った慶次は、最初から賭け代を求めるつもりも無かったのかもしれない……。
 手心を加えられた……。そう思うと、政宗は自分に我慢がならなかった。父の屍を越えて、天を目指す竜とならなければいけなかった。政宗の目指す所は、そこにしか無かった筈だ。だが、戦場にいてさえ血が滾るような事の無い自分自身を、政宗は持て余していた。
 ……結局、ここに来ても何も変わりはしなかった………。
 政宗は盃を置くと、静かに宴席を後にした。
 自分の中に流れている血は、全て凍りついてしまったのだろうか……。自室に戻った政宗は、灯りも点さずにじっと自分の手を見ていた。
 この手は、何を掴む為に生れて来たのだろうか……。父を見殺しにしてまで、そうまでして得なければならない物など、この世にあるのだろうか……。
 そして、今この手は政宗のものでは無かった……。
 自暴自棄にも程があると思った。当主と言う立場を考えれば、気軽に受けていい約束では無かった。政宗自身が、自分に価値を見出す事が出来なくなっているのだ。
「……父上…」
 父は今のような自分を望んでいただろうか……。
 否である。父は、政宗の将来を見据えて、己の命と引き換えにもその未来を守ろうとしたのだ。
「お父上に、詫び事かい?」
 何の気配も無く開いた障子に、政宗は慌てて飛び退った。
 のそりと障子を開けて入って来たのは、慶次だった。
「…宴の主役が何用じゃ…」
 政宗は月明かりを避けるように、部屋の奥に下がった。
 こうして同じ室内にいるだけで、慶次は人を圧するような気配を持っている。だが、先ほどは月の光ほどの気配も見せずにこの部屋のすぐ外にいた。
「約束を果たしてもらいに来たのさ」
「………」
 障子を閉めた慶次は、朧な月明かりを背負って表情を読み取る事が出来なかった。
「男と男が一度取り決めた約束だ。結果に不服だからと……、反故にする気じゃぁ無いだろうね」
 今は部屋中に慶次の気が充満しているように、政宗には感じられた。
「……二言は無い…」
 慶次は音に聞こえた傾き者、政宗の素性を知っても同じ賭けをした筈だ。政宗が立場上この約束は反故にして欲しいと頼んだとしても……、聞き入れるような耳は持たない筈だった。
「わしが貴様の家臣になれば良いのじゃな」
 政宗は慶次を見上げた。まさに見上げるような偉丈夫、……政宗は改めて慶次を見た。何故、この男を家臣に迎える事が出来たかもしれない機会を、自分はみすみす逃してしまったのだろうか……。
 政宗の中には疑問しか浮かんでこなかった。
 それは、どこにも答えなど無いものばかり……。
 政宗自身の中にしか答えの無い問いが、ただ積もって行くだけだった。
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