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花は根に、鳥は古巣に 最終話(前伊達)
2010-09-26(Sun) 23:57
拍手下さった方、ありがとうございます!


↓孫市ママ登場


 前伊達ベースで小田原も書きたくなりました。
 酒を持って戻った慶次は、柱に寄りかかったまま眠っている政宗を見て小さく口許を綻ばせた。
 慶次が果てる頃には、政宗はもう意識を保っているのがやっとだった。部屋まで連れ帰ってやろうと言っても、湯殿に連れて行ってさっぱりとさせてやろうと言っても政宗は聞かなかった。まだ宵の口、酒が飲みたいなどと言い出して慶次を厨まで行かせていたのだが、戻ってみればあどけないような寝顔があるだけだった。
 何か憑き物が落ちたような政宗の寝顔だった。
 幾分か窶れは残っているが、頬に赤みも差していた。
 政宗にしがみ付いていた死神は、どこかに立ち去って行ったようだった。否、死神が政宗にしがみ付いていたのでは無く、政宗が死神にしがみ付いていたのだろう。

『親殺しとなるのは……どんな心持だろうね…』

 凡そ閨の睦言とは言えないような事を口にした慶次に、政宗はあっさりと答えを聞かせた。

『判らぬ』

 息も整わない政宗の声だったが、はっきりとその言葉は聞こえた。
 そして、慶次もそれに頷いた。
 父を殺した。父を見殺しにした。政宗を捕えていたその思いは、いつの間にか消えてしまっていた。
 怖かったのだ。
 後ろ盾となる父を失う事が、自分の肩に圧し掛かる重みが、政宗には怖かった。だが、怖いと言う事は誰にも言ってはならないのだと思っていた。

『俺は人の親ではないがね、……子の選んだ道を、苦しんでも子が導き出した答えを、汲んでやらない親はいないと思うがね』

 そう言った慶次に、政宗は初めて笑顔を見せた。
 屈託も無く、何の憂いも無いような笑顔が、慶次の胸に染みた。
 ……ああ、何だね。この子の笑顔は可愛らしいねぇ………。
 慶次は政宗の唇に口づけた。
 今も政宗はその時と同じように、自然に綻んだ口元に笑みを浮かべていた。
 徳利と盃を載せた盆を置いて、慶次は政宗を抱き上げた。政宗とても小兵とは言っても一人前の男、これほど熟睡していなければ慶次にそんな事は許さなかっただろうが、今は太い腕に抱きかかえられ安堵したような笑みを浮かべている。
 怖じる物の無くなった政宗は、一体どんな空に羽ばたくのだろうか……。
 慶次は本心にその姿が見たいと思った。虚勢では無く、独眼竜となるその日を慶次は見たいと思った。
 腕の中の政宗を揺すり上げ、月明かりの廊下に出た。
「お父上もさ、あの月の側でお前さんを見守っているさ」
 こんなに可愛い子を残して逝くのだ、草葉の陰とは言わずに天の星になって見守っている事だろうと慶次は一人ごちた。我ながららしくも無い感傷的な事だと、慶次が苦笑いを漏らすと、廊下の角を不機嫌な足音が曲がって来た。
「やっぱりかよ」
 立ち止まった慶次に向かって来たのは、孫市だった。
「うちの竜に何してくれてんだよ」
 明日は早出なのに部屋にいない政宗を探していたらしい孫市は、不機嫌そうに眉を寄せて慶次を見た。
「何もしちゃいないぜ?月を肴に一杯やろうかと思っただけさ」
 そう言った慶次を、孫市は訝しそうに睨みつけた。
「おいおい、そんな顔をして見るなよ」
「言い分は言い分として聞けどな」
 慶次が政宗に害意の無い事は判ったようだが、まだ得心の行かないような孫市は眠っている政宗を慶次の腕の中から抱き上げようとした。
「煩いのじゃ、孫市」
 それまで寝入っていたように見えた政宗は、慶次の腕も孫市の腕もすり抜けて、軽い身のこなしで廊下に降りた。
「明日は早出じゃ。孫市も早くに休め」
 呆気にとられたように見ている孫市に言うと、政宗は自室に向かって歩き出した。
 政宗の足取りは思いのほかにしっかりしていて、慶次もそっと胸を撫で下ろした。
 本当に、流石の慶次も途中からは加減も何もしてやる余裕は無かった。しがみ付く子供の肌身の熱に、いつになく慶次も自分を見失っていた。
 慶次が政宗のほっそりとした背を見ていると、廊下の角を曲がりきる前にその背は振り返った。
「世話を掛けたな、前田慶次」
 それだけ言うと、政宗は返事も待たずに自分の部屋へと戻ってしまった。
 ……あれが独眼竜。
 慶次の口許に笑みが浮かんだ。
「おい、獅子舞。何笑ってんだよ、薄気味悪いな」
「いや、何ね。……お前さんの竜はいいねぇ」
 あれが政宗なのだろう。物に怖じる事も無く、己に枷を求めるでなく、天駆ける竜の片鱗を窺わせるその姿に慶次は目を細めた。
「次はどこの戦場で会うか知れないが、楽しみが増えたねぇ」
 懐手ににやりと笑った慶次に、今度は孫市もにやりと笑った。
「ああ、次は……、敵か味方か判らないが、あいつの本当の姿を見せてやるぜ」
 指を鉄砲の形にして慶次の鼻先に突きつけた孫市も、政宗の変化に気付いているようだった。慶次と政宗の間で何があったのか、孫市は知りもしなかったし、知る必要も無いと思っていた。だが、この僅かな時間の間に、政宗の頭の上に巣食っていた暗雲が晴れたのは感じていた。
「本当の姿ねぇ。そいつは、さぞや傾いているだろうね」
 慶次はそう言って空を見上げた。
 そこに竜の姿は勿論無い、ただ白い月が慶次を見下ろしているだけだった。 
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