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野茨
ゲーム系ヘタレ日記と妄想の日々です 女性向けのよこしまな二次創作を含みます。 お嫌いな方は、お見逃し下さい。





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新・烏賊の國 番外 掌中のまどろみ(兼政)
2010-10-12(Tue) 23:38
拍手下さった方、ありがとうございます!


9/12 Aさま*コメントありがとうございます!幸村、男前ですよね~v新婚さんなサナダテはしばらく続くと思いますので、またお付き合い下さると嬉しいですvありがとうございました


↓久しぶりに烏賊の國です
 
 鼻先に甘い香りが漂った。
 その香の心地よさに、政宗の口許が僅かに綻んだ。華やかな甘い香り、それでいて瑞々しく潤うような香り。政宗はまだ夢の中にまどろんでいるようだったが、自然に笑み綻んだ頬に兼続も目を細めた。
 ……今年の夏は暑かったな……。
 夏の疲れが出たのか縁側で昼寝をしている政宗の傍らに腰を降ろし、手にした金木犀の枝に顔を寄せた。
 昨日から視察に行っていた兼続が家に戻ると、常には迎えに出てくれる政宗の姿が玄関に無かった。視察もほとんど一緒に出掛ける政宗だったが、今回は近隣の豪農の初孫が生まれると言うので名付け親を頼まれていた為に外出を控えていた。昨晩遅くに赤子が生まれたと知らせを受け、明け方近くまでその家で過ごして帰って来た政宗は縁側で寝入ってしまったのだ。
 兼続は羽織を脱ぐと、政宗の肩にそっと掛けた。
 本当にちっぽけな幸せだ……。一国の主である兼続だったが、武力で天下を治めようとは思っていなかった。今は豊臣以外とも同盟を組み、出来る限り領民を徴兵せずに済ませてもいた。国を富ませるのは、何も領土侵略ばかりでは無いと兼続は思っていた。領地が潤い、領民一人ひとりが安定した生活を得る事で、自然と国は豊かになる。国を富ませ領民を守る事も、今までは必要な事ではあったが、徳川の脅威が失せてからはその必要も最低限度に済ませる事が出来るようになった。
 ……昔の政宗であれば、こんな私を不甲斐ないと思ったやも知れぬな。
 兼続の下に降った頃の政宗は、それこそ天を目指す竜だった。より強く、より高く、それだけを掲げて生きているように見えもした。しかし、今の政宗はそうでは無かった。家臣領民の安堵して暮らせる国、誰もが明日に希望を持って暮らせる国を目指したいと言う兼続を支えてくれていた。
 隣で寝息を立てている政宗の頬に、兼続は金木犀の香る指先で触れた。
「温かいな……」
 政宗の体温が愛しかった。
 互いに寄せあえる身が、嬉しかった。
 兼続は国と政宗とどちらを選ぶかと尋ねられたら、迷わずに政宗と答えただろう。今のこの国があるのは政宗の負うところも大きい、だが、それだけでなく……、掌に収まってしまうようなちっぽけな幸せが愛おしくて仕方が無いのだ。
 勿論、政宗可愛さに国政を蔑にする兼続では無い。自分の職務は職務として果たしている。ただ、こうした穏やかな幸せの時間の中では、心から政宗を愛しいのだと感じる事が出来た。自分を支える健気な政宗の様子であるとか、やはり一国を治めてもいた政宗の手腕に因って救われる事もあるとか、そうした事が無かったとしても……兼続は政宗が愛しかった。
 花の香りか、兼続の指先の優しさにか、政宗の瞼が細かく震えうっすらと開いた。
「…かねつぐ…?」
 幾多の戦場にも身を置いた政宗だったが、ぼんやりと眠気の残る隻眼にはそうした緊張は微塵も無かった。
「すまぬ。……起こしてしまったな」
 今帰ったと微笑んだ兼続に、政宗も笑みを零した。
「良い香りじゃ……」
 いつもならばこんな所でしどけなく寝入っていたのを恥じる言葉を口にするのだが、まだ眠りの中に片足を突っ込んだままのような政宗は、自分の頬に触れている兼続の指に指を絡めた。それが手を繋ぎたがる子供のようで、兼続はそんな政宗を愛らしいと思った。
「うむ、そこで新米の爺殿に出会ってな。明日にも礼を届けに来ると言っていたのだが」
 政宗が名付け親になった赤子の祖父だった。この辺りでは大分限者であるが、まだ戦の残っていた頃には自ら徴兵に志願したりするような剛の者でもあった。朝方に帰った政宗を案じて訪ねて来た時に、丁度帰って来た兼続を見て益々恐縮している様子だった。簡単ながら旅姿の兼続を見て、政宗はわざわざ自分の孫の為に居残りをしてくれたのだと思うと益々申し訳ない気持ちになったのだろう。
「夜中に足労を掛けてしまった侘びと、名付けの礼を持って改めて来ると言っていたのだが、あまり堅苦しい事は政宗も好むまいと断ってしまった」
 それで良かっただろうかと覗き込む兼続の顔に、政宗は微笑んだまま頷いた。
「直江の領地の子供は全てわしと兼続の子供じゃ」
 いつだったか……後継ぎが欲しくは無いかと聞いた政宗に、兼続が言った言葉だった。国が自分たちの子供と同じだと。
 戦場が無ければ、出会う事も無かったかもしれない二人だった。そして、国を守るための戦が幾度も幾度も二人の絆を強くさせた。
「断ってしまったら、せめてこれだけと渡されたのだ」
 兼続が縁側に置いた金木犀の枝を取り上げて、政宗の顔の前で振って見せた。
 甘い香りが、新たに二人の間に漂った。
 一人留守居をする政宗の慰めにと、一枝の花は優しい心遣いのままに可憐な橙色の花を満開につけていた。
「わしは一人で留守居も出来ぬような子供では無いと思うのじゃが…」
 まだ他人の心遣いがどことなくくすぐったいのか、そう言った政宗に兼続はそっと顔を寄せた。
「……では、寂しくは無かったか…?」
 照れたように早口で言う兼続に、政宗は小さく首を振った。
「寂しかったのじゃ」
 眦に浮かんだ朱が愛らしかった。
「じゃが、わしの寂しさを埋めるのは花では無いのじゃ。……それはこの世にただ一人、兼続の他には埋められぬのじゃ」
 不覚にも兼続は目頭が熱くなるのを感じた。
「兼続?」
 瞼を閉じれば涙が零れてしまいそうで、兼続は政宗に覆い被さると、ぎゅう、と腕の中に抱きしめた。
 昼日中からこんな所で、と、慌てた政宗だったが、金木犀の甘い香りと一緒に兼続の背を抱きしめた。
「お帰り、兼続」
 耳元に小さく囁かれた声に、兼続は涙を堪えるのをやめた。
 ちっぽけでも構わなかった……。腕の中にある温もり、それを感じるだけで兼続は幸せだと思った。
「……ただいま…」
 兼続の声に、政宗は抱きしめる腕に力を込めた。 
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