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野茨
ゲーム系ヘタレ日記と妄想の日々です 女性向けのよこしまな二次創作を含みます。 お嫌いな方は、お見逃し下さい。





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この身朽ち果てるまで(マサカネ)
2010-10-16(Sat) 11:36
拍手下さった方、ありがとうございます!


気付いたら、1100000打過ぎてました(汗

1100000踏んだのを覚えてる方、1101000を踏んだ方、何かありましたらリクエストいただけると嬉しいですv


↓金木犀です
 マサカネで不倫臭いです
 この道を登るのは、もう幾度目になるのだろう。約束を持ってから、幾度の秋を迎えたのだろう。互いに都合がつけば、会えるかも知れない程度の約束だった。否、約束と言うほどの拘束を、二人はそれに持たせなかった。たとえ、約束で縛らなかったとしても、お互いに惹き合う心はどうする事も出来なかった。
 兼続は馬上で自嘲するような笑みを浮かべた。
 峠の道に差しかかると、いつもあの時のように心が昂る。傷ついた足の痛みすら思い出すほど、心は常にあの冬の日に囚われたままだった。何度もこの不毛な恋に終止符を打とうと思った、決して人に誇れるような間柄では無く、決して結ばれる事も無いと知りながら、……それでも捨てる事の出来なかった心は兼続の中でひっそりと息を潜めて生きていた。
 恥知らずな事だ……。肉の喜びに引き摺られるだけでは無い、だけでは無いのだが、年を重ねる毎に政宗の腕が恋しくなってしまう。そんな自分の欲望が老醜となって政宗の目に映らなければ良いと思いながら、どこかで気付いて欲しいとも兼続は思っていた。自分自身では、もう留める事が出来ないのだ。一時は政宗に飽きられ捨てられてしまう前に、自分から身を引こうと思った事もあった。だが、結局は離れる事は出来なかった。勿論、二人共に生きる事などは出来ない。ただ、心だけは常に共にあるのだと感じていた。
 魂の半身。兼続は政宗に対してそう思っていた。あれほど酷い仕打ちを受けながら、政宗の心の内を感じてしまった時から、兼続は自分自身が政宗の心の欠片のように思えていた。はっきりとした形でそれを思うのでは無い、朧に霞むような思いでしか無いのだが、……それは決して兼続の中から消え去る事の無い思いだった。
 峠の上に深く濃く澄んだ青空が見えた。杣小屋の近くに、馬が繋がれているのも見える。
 また、政宗に会う事が出来た……。兼続は自分の懐をそっと押さえた。そこにあるのは、政宗に惹かれた心……。その心を華やかに飾る香りは、兼続の役宅の庭に咲いた金木犀だった。甘く、それでいて清々しい花の香りが、兼続の鼻先を掠めた。今朝思い立って摘んだ一枝だった。
 この香りを、政宗に連れ帰ってもらいたかった。出来うる事ならば、自らがこの花になって政宗の元に着いて行きたかった。それが女々しい思いであるとは判っていても、未練に思う気持ちはどうする事も出来なかった。江戸でも国表でも、会えば必ず別れなければならない。別れる為に会うのだと言ってもいい。毎回、毎回、これが今生の別れかもしれないと胸に刻む。それでも未練に引き摺られるように、ここに来てしまうのだ。
 兼続は杣小屋に着くと、自分の馬を政宗の馬からは離れた所に繋いだ。以前の政宗の馬、紅蓮は兼続の乗って来る馬のどれとも相性が良かったようなのだが、今の政宗の馬は兼続が乗って来る馬の悉くと相容れないようだった。雨や雪の日に、馬を繋ぐには狭い杣小屋の中でも、紅蓮は兼続の馬と大人しく寄り添っていた。兼続の馬達も、紅蓮の落ち着いた様子に安堵するようだった。今の馬が若いせいでもあるとは思うが、兼続は馬の悋気にあっているように感じていた。
 自分の馬を繋いで、兼続は政宗の馬を避けるようにして杣小屋の扉を開いた。
 壁に凭れるように無造作に杣木の上に腰を下ろした政宗は、いつもと同じように少し憎らしい顔をしていた。決して待ち惚けを食うとは思っていないようなその顔が、兼続には小面憎くて仕方が無いのだが、年を経てふてぶてしくさえある政宗の様子が更に愛しくもあった。
「良い香りがするな」
 顔を上げて兼続を見た政宗の口許に笑みが浮かんだ。
「金木犀だ」
 今朝摘んだ花は萎れていたが、かえって香りは強くなっている程だった。
 政宗は橙色の甘い香りを纏った兼続の手を掴んだ。ぐい、と引き寄せると、上背の割には骨組みの細い体が政宗の腕の中にすっぽりと収まった。
「……良い香りじゃ」
 腕に抱いた兼続の唇に、政宗は貪るように口づけた。
 兼続の中に老いを感じる事でもあれば、自分の執着の糸は切れるのではないか……。幾度もこんな事を自分自身に問いかけていた。兼続の髪に白い物が目立つようになれば、兼続の眦に齢が刻まれれば、……それを目の当たりにした所で政宗の兼続への恋情は治まる事は無かった。
 こんなにも愛おしく思うのは、何故なのだろう……。政宗は自分自身の中に燻ぶり続ける戦国が兼続を求めるものだと思っていたが、それだけでは割り切れない思いがそこにはあった。
 身を焼くほどの恋。分別も何も無くしてしまうような恋、政宗はこの思いの他にそれを知らなかった。
「良い香りじゃ」
 激しい口づけに息苦しさを覚えるのか、喘ぐように仰け反った兼続の喉に政宗は口づけた。
「…駄目だ……痕を残しては……」
 こんな所に来ているだけで、こんな事をしているだけで、それだけでも兼続には後ろめたくて仕方がなかったが、人目に付くような所に情痕を残されては堪らない。
「黙れ」
 政宗は乱暴とも思える手付きで兼続の襟元を寛げると、耳朶の辺りから項に掛けても噛みつくように口づけた。
「…政宗……頼む……」
 言い訳の出来ないような事はやめて、聞きわけて欲しいと哀願する兼続の肩口に政宗は噛みついた。
「あぁっ…」
 白い肌には僅かに血が滲んだ。兼続の肌は以前と同じように白く肌理も積んでいたが、政宗の指を弾き返すように張り詰めてはいなかった。唯々諾々と間夫の言いなりになるように熟れた様子が、政宗には腹立たしかった。
 こんなにも縋りつくような肌相をしておきながら、熱に浮かされたような声で自分を呼んでおきながら、……身繕いを済ませる頃には固い家老の顔に戻ってしまう。自分だけが未だに捨てられぬ執着を、兼続は易々と御しているように感じる事が余計に政宗に焦燥を感じさせる。
 ……蓋を開けてしまえば、他愛も無い事。互いに互いの気持ちが計れないままでいるのだ。
「政宗……」
 口では政宗を制しているが、兼続には証のような肩の鈍い痛みが不快では無かった。この後幾日も情痕を気にし、それでも消えて行く証を名残惜しむ日々を思うと眼の奥に疼痛が走った。
「黙れと言っておる……馬鹿めが」
 兼続の懐から零れ落ちた金木犀の枝が、政宗の手の上で甘い香りを放った。
 帰りの道すがらでさえ、後ろ髪を引かれるような思いにさせられるのだ……、そんな香を憎々しく思いながら、政宗は兼続の身を引き寄せて力のままに抱きしめた。
 もう力づくに攫ってしまう事など叶わないが、政宗はこのまま兼続とどこかに落ちて行ってしまいたかった。誰も自分たちを知らぬ土地で、名も家も全てを捨てて………。
「政宗」
 政宗の首に擦りつけられた兼続の頬が、冷たく濡れていた。
「……黙っておれ……」
 政宗は更に強く兼続を抱きしめた。
「黙っておれ、兼続……」
 この胸に宿る命は、ただ燃え尽きようとする恋の炎。
 ただ、別れる為だけの逢瀬でも、それだけが縁の恋だった。  
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