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野茨
ゲーム系ヘタレ日記と妄想の日々です 女性向けのよこしまな二次創作を含みます。 お嫌いな方は、お見逃し下さい。





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仔猫の爪とぎ3 嵐の前 中編
2013-02-24(Sun) 22:05
↓大人内府様
 政宗が泣き虫です
 忠勝が取り次ぎをする間も、政宗は黙して頭を垂れたままだった。
 家康と忠勝の間でどのようなやりとりがあったのか、政宗にとっては長すぎるほどの時間が過ぎた頃に家康の居室の次の間に通された。すぐにも

自室に招き入れてもらえない事に、政宗も今がどのような時か改めて思い知った。
 ……女々しい事じゃ……。
 自嘲の笑みさえも唇に上らないほどの緊張が、政宗を支配していた。
「政宗殿」
 次の間で控えた政宗の前に、夜分でも身支度を整えた家康が現れた。
「……政宗殿も今がどのような時か存知おろう」
 開口一番に言われ、政宗が家康の顔を振り仰いだ。
「もしも、この後の事への不安があるのであれば……」
 暗に政宗の悪いようにはしないと言う家康に、政宗は頭を振った。
「政宗殿……」
 むずかる子供のように頭を振って立ち上がった政宗に、家康は宥めるように手を差し出した。
「違うのじゃ……」
 家康の手を取った政宗が、更に頭を振って苦しそうな声を上げた。
「政宗殿、この家康窮鳥懐に入ればこれを討つ事はない」
 伊達の安堵を求めるのならば、このように忍び込んで来ずとも使者を立てればいいと言う家康の言葉に、政宗の隻眼の中に泉が沸き上がった。
「ま……政宗殿?」
 政宗の突然の涙に、家康は狼狽えた。だが、一瞬で家康の頭は冷えた。
「いい加減にしなければ、わしも覚悟を決めねばなるまい」
 天下太平、誰も野心に駆られるような時でなければ、家康も政宗の茶番につきあう事も出来たが、現在の情勢はそんな暢気なものでは無いのだ。
「……わしの不徳が……」
 掠れた声と共に、政宗の頬を涙が伝い落ちた。
「今までのわしの行いを思えば、家康殿がそのように思われるのも致し方の無い事……」
 常の政宗とは思えぬような頼りない声、言い募る言葉もとても独眼竜とは思えないものだった。
「家康殿……」
 縋りつく子供のような隻眼に見上げられ、家康もこれがいつもの政宗の遊びではないと気づいた。
「政宗殿」
 家康の温かい掌が冷たい涙に濡らされた頬に触れると、政宗の唇から小さく息だけが漏れた。
 天下は政宗にとっても悲願のものだ。もしもこの先に戦乱の渦があるというのならば、その渦の中に身を投じざるを得ない。政宗の生き様がそう

せざるを得ない。退くことは赦されないのだ。父の屍の上に、母の悲しみの上に、弟の骸の上に、政宗の生はそこに成り立っているのだ。
「今ここにおるのは、奥州筆頭伊達政宗ではないのじゃ………」
 家康の掌に頬を預け、ふっくらと柔らかい唇が子供のような声で言った。
 政宗が求めているのは、家の安堵ではなかった。自分でも気まぐれの中に隠し、面映ゆいのか素直に口にすることさえ出来なかった心を告げる事

だけを求めて来たのだ。
「家康殿……」
 逡巡するように上げた目が、家康の視線にあって伏せられた。
 今までの経緯が政宗を臆病にする。どうしても家康を目の前にすると素直になることが出来なかった。誰もが次の世は家康の物と思うところも、

政宗を素直にさせない要因だった。御前試合の後で、自分の身は家康の物、誰の物にもなりたくないと縋った言葉だけが本心の実。前髪の子供でも

なく、取り沙汰されるような美貌も無いと、素直に恋と言う事も出来なかった。
「政宗殿」
 家康の腕が政宗を胸に抱いた。
「………」
 政宗の隻眼が見開かれ、淡い煌めきと共に閉じられた。
 強ばっていた肩の力が抜けるのを感じて、家康は胸の内で政宗に詫びた。自分が認めようとしなかったために、政宗にこのような危険を冒してま

で武蔵に足を運ばせてしまったと思うと、子供のように高い体温がなおさらに愛おしく思えた。
 家康にも判っていたのだ。政宗が遊び事に自分のところを訪れるばかりでは無いことを。御前試合にしたところで、言い逃れる道はほかにも様々

にあったはずだった。それこそ、自分は一国の主、領地も民草も捨てる事は出来ないと言えば秀吉も無理強いはしなかっただろう。わざわざ家康に

頼る事も、供まわりも無く駿河を訪れる必要も無かったのだ。
「家康殿……このような小童、なんの面白味もないとは思うが……」
 家康の胸に押し当てられた政宗の頬が熱い。
「ただ一度の情けが………」
 ぎゅうとしがみついた腕が震えていた。
 たった一度でも、家康の実の心が欲しいとねだる声は、心細さなのか小さく掠れてしまった。
 この後の世がどうなろうと、自分と家康の立場がどう変わろうと、今だけは家康のものとなりたい。常には戒めた政宗の心が、掠れ声で家康の胸

にこぼされた。
 家康は政宗の顔を上げさせると、子供のように白目の青い隻眼を覗き込んだ。
 温かい眼差しに、政宗の頬の強張りが僅かにだが解けた。
 この自分自身にもどうする事も出来ない心を、この眼差しは受け入れてくれる………。
 今までもこの眼差しは自分を慈しむ光をたたえていたのだ。
「政宗殿……わしには今がその時では無いと思える」
 恥じらいと期待に満ちた政宗の眼が、驚きのままに見開かれた。
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