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ゲーム系ヘタレ日記と妄想の日々です 女性向けのよこしまな二次創作を含みます。 お嫌いな方は、お見逃し下さい。





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仔猫の爪とぎ3 嵐の前 後編
2013-03-01(Fri) 01:43
拍手下さった方、ありがとうございます^^

↓内府様男前v
 政宗の隻眼の中に泉が涌いて、新たに頬を濡らす。後から後から、止めどなく流れる涙に家康の心も揺れた。
 愛らしいと思っていた。自分を翻弄する政宗の姿も、家康には失われた春の日のように思えた。本人は気づいてもいない容貌の愛らしさだけでな

く、只管に天を目指す野心すらも家康には愛おしい。だからと言って、政宗に天下をとらせてやろうなどとは思ってもいない、また、政宗も家康に

天下をとってもらって喜ぶとは思えなかった。
「政宗殿」
 家康は政宗の肩を押すと畳に座らせ、自分もその前に膝を揃えて座った。
「政宗殿はそれまでの者であろうか」
 膝を詰めて話す家康の声に、政宗は俯いてしまいそうな顔を必死で上げた。
「たとえ、乱世が訪れようとも、わしは政宗殿が儚くなるとは思っておらん」
 家康の眼の中の真摯な光に、政宗は胸を突かれたような気がした。
「……残酷な事を言うが、もしもそこで儚くなるようならば、わしも政宗殿も契るほどの価値もなかろう」
 互いに傷を舐めあうような事は、どちらも出来はしないだろう。
「家康殿………」
 政宗の瞳の中にも生気が戻った。
「もしも……敵味方となる事があろうとも」
 ……愛らしく美しい命……。家康の失った時間、不遇の中に生きた時間を今の政宗は生きている。頭を低く、堪え忍んだ時代がなければ今の自分

は無いと、家康にもそれは必要な物と判っているが、政宗の生命が目映く美しい物に感じるのだ。それは自信を失い、気弱く自分を訪うような政宗

ではない。傲岸不遜の旗印の元に、まっすぐに前を見つめる政宗を、家康は愛おしく思っているのだ。
「政宗殿は自分の天下を目指さねばなるまい」
「家康殿……」
 その通りだった。政宗は家康の庇護を求めて来たわけでは無かった。だが、心のどこかにはこの男を愛しながら恐れる気持ちがあったのも確かだ

った。自分の天下を目指すには、家康は越えなければならない壁だ。直接に対峙する事になれば、自分かこの男が命を落とすこともあり得る。
 その前にたった一度でも……。そのように女々しい心を持ったことを、今は恥じることができた。
 家康に逢うことで、弱い心を拒絶されたことで、政宗の腹は据わった。
 政宗はごしごしと乱暴に自分の目元を擦った。
「……ごめんなれ」
 小さく謝った政宗だったが、その声の中には先ほどのような心許ない様子は無かった。本心に照れてさえいるのではないかと思う声に、家康は目

を細めた。
「政宗殿」
 まるで孫に会った好々爺のような顔で微笑んだ後で、家康の顔から拭い去ったように笑みが消えた。
「…!」
 政宗は強い力に腕を引かれ、家康の胸の中に囲われた。
 労るような先ほどの腕が別人のように、家康の腕は万力かと思うほどに強く政宗を捕らえた。
 真剣の眼差しは政宗に動く事を許さず、声を上げる間もなく政宗は唇を塞がれた。
 今身を暴くことに意味は無いと言った男の同じ口が、政宗を貪り喰らうように口づけた。
 舌の付け根が痺れて、閉じられない唇の端から政宗の首に飲み込めなくなった唾液が流れた。その僅かな刺激さえが政宗の背を震わせた。
 胸に抱かれ、永遠とも思えるような時を口づけられていた。とてもではないが、これがあの実直を絵に描いたような男かと思うよな手練の口づけ

だった。
「…は……ぁ」
 口づけを解かれても、政宗は家康の胸に縋っていなければ、その場に立っている事さえできなかった。
「政宗殿……これは約定の形見」
 紅に染まった政宗の頬を撫で、家康の顔にはまた穏やかな笑みが浮かんだ。
「きっと、この後の世に」
 年若い政宗を玩弄するようになってはいけない、そう戒めてはみても、やはり愛おしいと思う気持ちを隠すことは難しい。
「わしと政宗殿は契りを交わす事ができよう」
 その日まで、そう言った微笑みは柔らかく、政宗はその温かさが日だまりのように自分の胸に温もりを残すのを感じた。
「家康殿……わしは」
 胸の中の温もりに促されるように、政宗は家康の目を真っ直ぐに見つめた。
「わしは、わしの天下を目指す」
 決意のほどは痛いほどに伺えるが、政宗の声には何の気負いも無かった。
「たとえ家康殿でも、手加減は致さぬ」
 しなやかな若木の様が、家康には眩しい。
「うむ、わしも手加減はせぬ。覚悟されよ」
 この時代に供に生まれ、天を目指すと誓った胸の内は違えど、絆を持つことはできる。
 乱世を越えて、また結び逢う日を思って………。
 政宗も深く頷いた。ここを訪れるまでの不安は消えていた。如何にこのきかん坊でも、恋を囲う胸は千路に乱れ何とも知れない怪物に怯えた。だ

が、心に温もりの灯を点すのも、同じ怪物なのだった。
 家康の手を一度、ぎゅうと強く握りしめて政宗が立ち上がった。
 青ざめていた頬にも血色が上り、質素な身なりに欺くことのできない竜の顔が戻っていた。
 見送るように家康が立ち上がると、それまでは気配の無かった廊下に半蔵の姿が沸き上がった。
「半蔵」
 政宗に害意は無いと伝えようとした家康だったが、常に側にいた影は小さく首を振った。
「国境まで……」
 言葉は少ないが、半蔵も主の大事の相手を守ろうとする思いは伝わった。
「半蔵……」
 拳を突いて頭を垂れる忍に家康は口許を綻ばせて頷いた。
「政宗殿、息災に」
「家康殿も……」
 自愛を約束させて、政宗は忍の後に従った。

 ずっと政宗の胸に閊えていた思いは、今は消え去っていた。
 何も案ずる事はなかったのだ。己を貫き天下を目指す政宗を、家康は狭量に阻むような者では無かった。

 いずれ。
 自分達の恋を囲う日が来る事を信じ、政宗は半蔵の案内に任せて竜の在所を目指した。
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